| 日刊建設新聞社 CO−PRESS.COM |
| 先行まちびらき、活況呈する「グラングリーン大阪」 グランフロント大阪と相乗効果 全体まちびらきへ事業推進 |
![]() |
|
昨年9月に先行まちびらきを果たしたグラングリーン大阪。開業以来、芝生広場はじめ家族連れを中心に多くの人々が訪れ賑わいを見せている。グラングリーン大阪の整備事業では、基盤となる都市公園事業と土地区画整理事業を都市再生機構が施行しているが、UR自らの事業と行政や民間事業者との工事が輻輳する中では、それらの調整役としての役割も担っている。それら事業の最前線に立つUR都市機構西日本うめきた都市再生事務所の遠藤享所長は、「全体の事業をスムーズに進めることがURの責務」と語る。その遠藤所長に全体まちびらき向けた見通しなどを聞いた。 |
■昨年9月の先行まちびらきに続き、3月には南街区の商業棟が開業しましたが、これまでの状況はいかがですか。 |
家族連れをはじめ多くの方々が訪れて賑わっています。先行まちびらき以来、民間事業者の方によりますとグラングリーン大阪にはこの半年間で1千万人以上が訪れている状況です。これに伴い隣接するグランフロント大阪でも来館者数で10%以上の増加となっており、相乗効果が表れています。特に平日でも芝生広場には、多くの親子連れが訪れて賑わっています。また、新梅田シティに関しても、人の流れを見る限りは増えているようには感じています。これまでうめきた2期区域とは鉄道により分断されていましたが、JRの地下化により一体感が出てきたという効果はあります。 |
■全体まちびらきに向けた残りの工事は。 |
URが担当している土地区画整理事業では、公園部分の東西を走る駅北1号線、グラングリーン大阪とグランフロント大阪の間の駅北2号線については整備が完了して供用を開始しており、地区西側で南北を通る駅北3号線につきましては、今後整備を本格的に進めていきます。 |
■2期事業に関してURでは、行政と民間事業者の調整役としての役割を担っておりますが、苦労した点など。 |
UR自体も防災公園と土地区画整理事業の施行者としての役目もある中で、併行して大阪市の連立事業や民間事業者の施設開発など、多くの関係者と一緒になって進めていかなければならないことから、それら関係者の調整役といった二つの役割を担いながら事業全体を進めてきました。この中では全体の事業をスムーズに進めることがURの責務であると考えています。当地区では、JR新駅開業や先行まちびらきのスケジュールが公表されていたことから、それを守りつつ、各事業を同時並行的に進めていく必要がありました。 |
■なるほど。 |
特に新梅田シティへのアクセスとなる歩道は、工事の進捗に合わせてその都度歩道を切り替えたほか、地区南側にある九条梅田線ではルートを切り替えながら段階的に進めるなど、苦労した部分もありましたが、現場従事者はもとよりURの職員の努力もあり、先行まちびらきを迎えることができたと思っています。 |
■うめきた2期で培われたまちづくりのノウハウは今後、他の事業でも活きていく。 |
ええ、うめきた2期においても他の事業で培ってきた経験を活かしながら取り組んでいることから、うめきた2期の経験は他の事業でも活かしていくことになります。今年九月には先行まちびらきから一周年をむかえますが、うめきた以外では三宮再整備などURではまちづくりに関わっていることももっと知っていただければと思います。 |
■建設業界に対して要望等がありましたら。 |
うめきた2期に関しては、民間事業者の力も借りながら新しい取組みも進めてきましたが、それらの取組みに対しては常に新たな技術や工夫を日々、検討されている建設業界の方々の力添えがなければ今日の姿はなかったのでは思います。うめきた2期は先行まちびらきをしたばかりであり、今後も事業者と協力して新たな取組みを進めていきたいと考えており、そのためにも建設業界とは密接に関わり、対話を重ねながら素晴らしいまちづくりを進めていければと思いますが、まずは事業の完遂を第一に、安全と品質を確保するため建設業界の支援をお願いしたいと思っています。 |
■ありがとうございました。 |
Copyright (C) NIKKAN KENSETSU SHINBUNSHA. All Rights Reserved.
当サイトを利用した結果に関するトラブルなどに関しては、当社としては一切責任をとりかねます。